プロディライト(5580)がIPO承認発表されました。事業内容を含めて企業分析を紹介いたします。プロディライト(5580)の上場日は2023年6月28日になります。上場市場は東証グロースでの上場になります。IPO主幹事は野村證券になっています。
プロディライト(5580)の企業情報
社名:株式会社プロディライト
設立:2008年6月4日
代表者:代表取締役社長 小南 秀光
事業内容:
音声ソリューション事業
・クラウド音声システムの企画・開発・販売
・回線サービスの販売
・音声デバイスの販売
企業理念:日々挑戦
プロディライト(5580)のIPO情報
名称 | 株式会社プロディライト |
上場市場 | 東証グロース |
コード | 5580 |
公募株数 | 150,000株 |
売出株数 | 324,700株 |
オーバーアロットメントによる売出 | 71,200株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券 |
IPO引受証券 | SBI証券 岡三証券 極東証券 松井証券 マネックス証券 |
IPO発表日 | 5月25日 |
上場日 | 6月28日 |
仮条件決定日 | 6月8日 |
ブックビルディング期間 | 6月12日~6月16日 |
発行価格決定日 | 6月19日 |
申込期間 | 6月20日~6月23日 |
発行済株式総数 | 1,411,650株 |
想定発行価格 | 1,400円 |
プロディライト(5580)の事業内容
プロディライトはインターネット回線を利用したIP電話のシステムを、ワンストップで提供しております。主にPBX(電話交換機)をクラウドで提供する「システムサービス」、公衆回線網から各端末までIP回線を使用して音声通信を提供する「回線サービス」、IP電話等の端末機器を販売する「端末販売」を営んでおり、電話環境の構築に必要なサービスの「ワンストップ・ソリューション」を提供することができる。電話のDXを提供している会社です。
①システムサービス
独自開発のクラウドPBX「INNOVERA」を提供しています。
簡単にいうと固定電話機を介さずにインターネット回線を通じて電話システムを制御できるサービスとなります。
②回線サービス
アルテリア・ネットワークス株式会社と提携した「IP-Line」など、クラウド上の「INNOVERA」に直接接続可能なIP電話回線サービスを提供しています。
③端末販売
SIP電話機を販売しています。中国のYealink社との間で、日本におけるSIP電話機の総代理店契約も締結しています。また、Web会議用の大型ディスプレイとして「MAXHUB」の販売も行っています。
プロディライト(5580)上場に関する主観
プロディライト(5580)の想定発行価格は1,400円で少し重めで、IPO株数は5,459枚ほどと少なめになります。事業内容は上述の通りで電話交換機をクラウド上で提供し、IP回線を通じた音声通信を可能とする電話のDX事業です。コロナ禍を経て、テレワークが拡大した現在でこういった事業の将来性は高いのではないでしょうか。また今後のロードマップを見てみますとAI技術も活用して電話のDX事業を拡大していくようです。
現段階でも売上高は右肩上がりで1株当たりの純資産額もあがっていっております。また、今後の働く人口が減少する日本社会でより生産性の高いテレワークの拡大も重要になってくるという市況もあるかと思います。そういった点を加味しますと、筆者のこのIPO参加スタンスは全力参加となります。資金面の都合で取捨選択は必要となりますが、全力で参加をしていこうと思っております。
お読みいただきありがとうございました。少しでもご参考になりましたら幸いです。