ノバレーゼ(9160)がIPO承認発表されました。事業内容を含めて企業分析を紹介いたします。ノバレーゼ(9160)の上場日は2023年6月30日になります。上場市場は東証スタンダードでの上場になります。IPO主幹事は野村證券になっています。
ノバレーゼ(9160)の企業情報
社名:株式会社ノバレーゼ
設立:2000年11月1日
代表者:代表取締役社長 荻野洋基
社員数:連結2,332人
事業内容:ブライダル事業 (婚礼プロデュース部門・婚礼衣裳部門・レストラン部門)
企業理念:世の中に元気を与え続ける会社でありたい
ノバレーゼ(9160)のIPO情報
名称 | ノバレーゼ |
上場市場 | 東証スタンダード |
コード | 9160 |
売出株数 | 10,881,500株 |
オーバーアロットメントによる売出 | 1,632,200株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券 |
IPO引受証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 大和証券 みずほ証券 楽天証券 松井証券 SBI証券 |
IPO発表日 | 5月26日 |
上場日 | 6月30日 |
仮条件決定日 | 6月14日 |
ブックビルディング期間 | 6月13日~6月19日 |
発行価格決定日 | 6月20日 |
申込期間 | 6月22日~6月27日 |
発行済株式総数 | 125,000株 |
想定発行価格 | 570円 |
ノバレーゼ(9160)の事業内容
ノバレーゼの事業内容は主に4事業となります。ブライダル事業を中心に展開。
①ブライダル事業:婚礼プロデュース部門
②ブライダル事業:婚礼衣装部門
③ブライダル事業:レストラン部門
④レストラン特化型事業
構成比としては婚礼プロデュース事業が売上高の47%を占めております。
ノバレーゼ(9160)上場に関する主観
ノバレーゼ(9160)の想定発行価格は570円と軽めで、IPO株数は125,137枚とかなり大型の上場になります。事業内容としてはブライダル関連事業及びレストラン運営となります。今回のIPOに関しては公募なしの売出のみになっています。放出人からの売出案件になります。ブライダルの施工数としては高水準で、売上収益もコロナ禍の後回復はしてきております。
以上の事を踏まえて筆者のIPO参加スタンスですが、不参加となります。そもそもブライダル市場ということで、近年挙式を上げないカップルも多い事、結婚適齢期の人口の減少なども向かい風になっています。また放出人からの売出による上場という点もマイナス要素かと思います。長期的目線で見てもあまり私は魅力を感じることが出来ませんでした。
お読みいただきありがとうございました。少しでもご参考になりましたら幸いです。