クラダシ(5884)IPO承認発表と企業分析

クラダシ(5884)がIPO承認発表されました。事業内容を含めて企業分析を紹介いたします。クラダシ(5884)の上場日は2023年6月30日になります。上場市場は東証グロースでの上場になります。IPO主幹事は大和証券になっています。

目次

クラダシ(5884)の企業情報

社名:株式会社クラダシ

設立:2014年7月

代表者:代表取締役社長 関藤 竜也

事業内容:ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」の運営

企業理念:ソーシャルグッドカンパニーでありつづける

クラダシ(5884)のIPO情報

名称クラダシ
上場市場東証グロース
コード5884
公募株数1,150,000株
売出株数2,150,000株
オーバーアロットメントによる売出495,000株
IPO主幹事証券大和証券
IPO引受証券みずほ証券
SMBC日興証券
野村證券
SBI証券
東洋証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券
IPO発表日5月26日
上場日6月30日
仮条件決定日6月13日
ブックビルディング期間6月15日~6月21日
発行価格決定日6月22日
申込期間6月23日~6月28日
発行済株式総数9,613,358株
想定発行価格500円

クラダシ(5884)の事業内容

クラダシの事業内容はソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」の運営になります。Kuradashiはフードロス削減を目指すショッピングサイトです。食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある商品をお得な価格で販売し、売上の一部を環境保護などに取り組む団体に寄付して、SDGsに取り組んでいます。

メーカー、食品卸、小売店から低コストで仕入れた商品をKuradashiで販売する形になります。取引形態としては、在庫型、マーケットプレイス型(パートナー企業から会員へ直送)があります。

クラダシ(5884)上場に関する主観

クラダシ(5884)の想定発行価格は500円のかなり軽めで、IPO株数は37,950枚数となり、大規模な上場となります。事業内容は上述の通りでKuradashiの運営になります。捨てられる価値のある商品を安く仕入れて顧客に提供するという事で、SDGsな事業内容になっております。パートナー企業もそうそうたる面々で、業績推移は右肩上がりとなっています。一方で経常利益は右肩下がりになっております。

この利益の低下に関しては、食品の保管コストと商品価値を失うリスク、コロナ禍における配送コストの上昇があると思います。また、競合他社が出てくるリスクもあります。

以上の事を踏まえて、筆者のIPO参加スタンスは不参加とします。お手頃の銘柄ですので、公募割れはないとは思いますが、営業利益の減少がやはり気になります。投資家目線からみると環境配慮株という事で人気もそこそこ出る気がします。しかし、私は初値だけでなく、ある程度長期目線も踏まえた投資をしたいと考えています。ですので不参加という事に致しました。

お読みいただきありがとうございました。少しでもご参考になりましたら幸いです。

参考:株式会社クラダシ 新株式発行並びに株式売出届出目論見書

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

のんびりボチボチ生きる「ルーク」と申します。
MR兼ブロガー(これから)になります。
本ブログは主に趣味のゲームと投資を中心に、自身の転職等を自分の経験をもとに発信している個人ブログです。
少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

目次