リアルゲイト(5532)がIPO承認発表されました。事業内容を含めて企業分析を紹介いたします。リアルゲイト(5532)の上場日は2023年6月22日になります。上場市場は東証グロース市場での上場になります。IPO主幹事は大和証券になっています。
リアルゲイト(5532)の企業情報
社名:株式会社リアルゲイト
設立:2009年8月24日
代表者:代表取締役岩本 裕
社員数:89名
事業内容:不動産に関するコンサルタント業務、不動産売買業務、不動産仲介業務、不動産賃貸業務、不動産管理運営業務、建築・設計監理業務、建築及び内装工事請負業務、損害保険の代理店業務
企業理念:古いものに価値を、不動産にクリエイティブを、働き方に自由を
リアルゲイト(5532)のIPO情報
名称 | リアルゲイト |
上場市場 | 東証グロース |
コード | 5532 |
公募株数 | 670,000株 |
オーバーアロットメントによる売出 | 100,500株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受証券 | SMBC日興証券 SBI証券 岩井コスモ証券 岡三証券 マネックス証券 |
IPO発表日 | 5月19日 |
上場日 | 6月22日 |
仮条件決定日 | 6月5日 |
ブックビルディング期間 | 6月7日~6月13日 |
発行価格決定日 | 6月13日 |
申込期間 | 6月15日~6月20日 |
発行済株式総数 | 2,000,000株 |
想定発行価格 | 1,790円 |
リアルゲイト(5532)の事業内容
リアルゲイトの事業内容は、再生ソリューション、開発ソリューションを通じた不動産運用になります。運用形態としては、①マスターリース契約、②プロパティマネジメント契約、③物件保有の3形態となります。運用形態を選択する事で不動産価値の最大化をはかっています。
また、リアルゲイトの強みとしては、累計90棟を超える運営実績と宅建士45名、一級建築士7名、一級施工管理技士6名と多くの専門家を抱えており、企画・設計・デザインから運営までをフォローできることが強みの会社です。
リアルゲイト(5532)上場に関する主観
リアルゲイトはサイバーエージェントの連携津子会社になっており、現在も80%以上の株式を保有されております。今後も親子関係が維持されるので親子上場となりますので、投資家の注目度は低くなると思います。事業展開としては、渋谷区という地域性に目を付けて展開しており、稼働率も非常に高いので今後の見通しは明るいように感じます。
不動産業として総資産額は年々増加しており、経常利益も安定している面からみると上述の事業展開を見ても初値もそこまで悪い値がつくわけではないと思います。ただし、想定発行価格は1,790円という重さもあるので、IPO参加は余裕がある人はご検討をという形になるのではないでしょうか。筆者のIPO参加スタンスは消極的なスタンスを取らせて頂きます。
お読みいただきありがとうございました。少しでもご参考になりましたら幸いです。